お知らせ

10月の分解練習曲は「岬めぐり」

ようやく朝晩は涼しくなり、都心でも秋を感じるようになってきました。10月にはいり緊急事態宣言も解除され、いくぶんかはかつての日常を取り戻しつつあるようにも思います。
2年近く、何かと制約のある生活を送ってきましたが、新しく岸田内閣も発足されたことですし、気持ちもあらたに残り少なくなった2021年を過ごしていきたいものです。

秋は、「スポーツの秋」「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」など、さまざまに形容されるように、何をするにしてもいい季節です。
芸術といえば、ちょうど10月3日から、遠くポーランドのワルシャワでは、5年に1度開かれる「ショパンコンクール(ショパン国際ピアノコンクール)」が開催されています(1年延期になり今年開催)。

日本からも、YouTubeなどでおなじみの「かてぃん」こと角野隼斗さんはじめ、反田恭平さん、小林愛実さんなど、14名が参加。
こちらの模様は、YouTubeでライブ配信(アーカイブ配信もあり)されているので、お家でも楽しむことができます。
近くなったと思われていた諸外国も、コロナ禍ですっかり遠く感じるようになってしまいましたが、インターネットのおかげで、居ながらにして海外の演奏会が楽しめるのですから、すごいことですね。

というわけで、10月の青春ポップス合唱団の通唱曲、分解練習曲を紹介していきましょう。
ワクチン接種ももうお済の方が多いかと思われますが、活動に参加される方も、お家で楽しむ方も、油断せず予防はしっかりと行ってください。

10月の通唱曲は以下のとおりです。

通唱 
1. 危険なふたり
2. 岬めぐり
3. グッド・バイ・マイ・ラブ
4. 青春の影
5. かもめが翔んだ日
6. ラブ・ストーリーは突然に
7. 真夜中のギター
8. 妹
9. LOVE LOVE LOVE
10. 大空と大地の中で
(『SING POPS3』よりコレクション7)


分解練習曲は、「岬めぐり」です。
今月の曲のトップ「危険なふたり」については、以前紹介していますので、こちらの記事もご覧ください。

分解練習曲の「岬めぐり」は、1974年に山本コウタローとウィークエンドのファーストシングルとして発売された曲です。オリコンチャート年間売上ランキングでは17位を記録しています。
実際は作詞家の山上路夫が訪れた、各地の岬のイメージが折り重なって生まれた詞のようですが、神奈川県三浦市(三崎)のご当地ソングとしても親しまれています。

山本コウタローというと、「走れコウタロー」(1970年)を思い浮かべる方も多いでしょう。
こちらはソルティー・シュガー時代の曲で、途中に入る美濃部都知事(当時)風ナレーションやアナウンサー顔負けの実況中継など、そのコミカルさが受け、ミリオンセラーを記録しています。
「走れコウタロー」は、アニメ『みどりのマキバオー』のテーマソングや、最近の大ヒット、スマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のCM曲として、いまに受け継がれています。

「岬めぐり」がヒットした、1974年のヒット曲としては、以前も分解練習曲として紹介した「あなた」
「なみだの操」(殿さまキングス)、「ふれあい」(中村雅俊)、「学園天国」(フィンガー5)などがあります。
この年には田中(角栄)内閣総辞職(三木内閣へ)、長嶋茂雄の現役引退、小野田寛郎元陸軍少尉の帰還、ちまたでは超能力ブーム(ユリ・ゲラー)などがおこっています。

1974年は、いわゆるオイルショックによる「狂乱物価」の年で、なにかと節約ムードが漂う年でした(ちなみに新聞の朝刊が30円から50円に値上がりしている)。
オイルショックはある意味エネルギーに対する意識の転換をもたらし、いまとは違った意味で、ビジネスや生活様式に変化をもたらしたともいえます。
現在もなにか、転換点に来ているように思えなくないですが、感染状況がもう少し改善し落ち着いてきたら、のんびり岬めぐりのバスに乗って、
今後の生活や社会の在り方について、思いをめぐらせてみるのも悪くないかもしれませんね。

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