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2020年11月11日11月の分解練習曲は「夢の中へ」

11月になりました。今年も残すところ2か月弱です。先日、新宿にある花園神社訪れると、年末恒例の酉の市が開かれていましたが、今年は熊手の販売のみ。例年であれば、いろんな飲食系の屋台が立ち並び、大勢の人で賑わっていたはずなのに、と思うと少し寂しさも感じました。

こうした不自由な状況がいつまで続くのか、先行きはまだまだ見えてきませんが、落ち込んでばかりいると、からだの前に心が病んでしまいます。そんなときは、やっぱり歌うに限ります。青春ポップス合唱団の実際の活動に参加できないという方も、オンライン配信でお送りしている動画をみながら、ぜひ指導員と一緒に歌ってみてください。

というわけで、早速今月(11月)の曲に参りましょう。
「夢の中へ」
「恋人よ」
「私鉄沿線」
「どうぞこのまま」
「恋のバカンス」

今月はなかなか渋い曲がそろっていますね! ボサノバのリズムが心地よい「どうぞこのまま」(丸山圭子)なんて、いま聞いても新鮮に感じます。そんな名曲のなかから、今月の分解練習曲は「夢の中へ」。前回の「危険なふたり」と同様、1973年に発表された、井上陽水の代表曲の一つです。あれ、 「夢の中へ」って井上陽水のデビュー曲だったかな? いや、「氷の世界」だったか、「傘がない」だったかな? と思いオフィシャルサイトをのぞいてみました。

井上陽水(本名はアキミと読むそうです)、デビューは、1969年。デビュー曲は、アンドレ・カンドレ名義で「カンドレ・マンドレ」。ご存じの方には当たり前の話かもしれませんが、ちょっと意外なデューですね。72年に井上陽水(ヨウスイ)と改名し、「人生が二度あれば」で再デビュー。シングルとしては、同じ年に「傘がない」、73年に、「夢の中へ」「心もよう」を発表しています。

「夢の中へ」はメロディーも覚えやすく、コードがわかる方ならお気づきのように、とてもポピュラーなコード進行で構成されていて、ノリもよい曲です。『放課後』という青春映画の主題歌であったことも関係しているのか、「人生が二度あれば」からの一連の重たい曲にくらべるとずいぶんとポップな感じがしますね。ただ歌詞をみると「休むことも許されず/笑うことは止められて/はいつくばってはいつくばって/一体何を探しているのか」(「夢の中へ」より)などと、明るい曲調とは裏腹にヘビーな面も秘めています。

72年には、「断絶」「陽水IIセンチメンタル」と2枚のアルバムを発表していますが、「傘がない」は前者に、後者には、「東へ西へ」などが収められています。73年にはアルバム「氷の世界」を発表。こちらは日本レコード史上、初のミリオンセラーを記録したアルバムとなりました。

ご存じのように、この後もいくつもの記憶に残る名曲をつくっていますが、当時の曲にはやはり鮮烈なイメージがあります。今回の「夢の中へ」も斉藤由貴のカバー(1989年)などもありましたが、いろいろと聞く機会が多い曲の一つですね。最近では、歌手・作詞家としても活躍する娘の依布サラサがカバー(2016年)するなど、いまも歌い継がれています。

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